人々の心身の健康や命に大きな影響をもたらす医歯薬学の仕事。人々を元気にしたり笑顔にしたりするやりがいのある仕事であり、年収も高いことからあこがれる人も多い職業です。医師や歯科医師、薬剤師を養成するためには、大学の医学部や歯学部、薬学部を卒業するか、全国に点在する歯科大学や薬価大学など、歯学や薬学を専門的に扱っている大学に入学することになります。
医師を養成するための医学部では、人間の健康の維持や増進・病気などの予防や治療について学びます。医学部を卒業するとほとんどが医師の国家試験を受けて、合格すると医師免許が取得できます。その後、大学病院などで2年以上の研修医期間を経て1人前の医師となることができます。研修期間が終了すると、本格的に医師として指導する人もいれば大学院などで基礎医学の研修医として働く人もいます。
歯科医師というと、歯の健康を主に見る人と思われがちですが実はちがいます。歯学部には、歯科医師を養成するための歯学科のほかに、口腔内や顎の状態など広く勉強する口腔保健学科や口腔健康科学科などという学科もあります。歯科医師になるには、歯学部歯学科を卒業した後、歯科医師国家試験を受けて合格する必要があります。合格してもすぐに歯科医師として働けるわけではありません。1年以上の臨床研修を経て、初めて歯科医師として働くことができるのです。
薬剤師を養成するための薬学部は、主に薬や化学物質と人間の関係などについて勉強していきます。基礎薬学と応用薬学分野に分かれていて、それぞれの分野をしっかりと学んでいきます。2006年までは4年制だった薬学部は、今のさまざまなす社会状況を受けて6年制に延長されました。それに伴い、薬剤に関する研究者や製薬会社などで医薬情報を担当するなど、薬に関しての勉強はするが薬剤師の資格取得は目指していない生徒がいることに配慮して、4年制の薬科学科や創薬科学科などの学科も誕生しました。6年生の薬学科を卒業した生徒は、ほとんどが薬剤師の国家試験を受けて薬剤師として活躍していきます。活躍の場は広く、病院や調剤薬局で勤務するほか、一般の薬局や薬店、学校薬剤師などがあります。
このような医歯薬関係の職業では、最近女性の活躍も目立ってきました(参考サイト:http://kagayaku-josei.org)。女性の活躍できる場が、どんどん広がっている証だと思います。